スタートライン

 

段々と夏を肌で感じるようになってきたこの頃。

海やお祭り、花火大会にあの子と行きたい季節。

あの子の笑顔を見てるだけで幸せなそんな季節。

 

普段あまり責任の伴わない発言が好きではなく、

自分の先のこととか、目標、夢とか、

"WHAT"だけで"HOW"無しに話すことが嫌いで滅多に話さない。

 

けど、少し整理する機会があったから文章に起こしてみる。

 

 

 

たった20年間生きてきた、僕の目標は、"スタートラインの整備をすること"

医師の良心の元に生まれ、経済的には何不自由ない生活(他には色々あったけど)を送ってきた僕には、

それはそれは整ったスタートラインが引かれていたことだろう。

 

人の幸せや不幸は、比較できるものではないが、そんな美しい直線が用意されてる一方で

生まれながらにして理不尽な不平等を抱え、スタートラインに立つことが難しい人が多くいる。

 

ここでいう理不尽な不平等とは、先天性のものではなく、周囲の環境によるもののことを指す。

例えてあげるとすれば、児童虐待や貧困である。(例えというか、今の僕にはこの二つでいっぱいいっぱいだ)

 

 

 

児童虐待の相談件数は、児童虐待防止法成立前の1999年から比べ、

2014年時点で7.6倍の88,931件まで増えている。

これはあくまでも相談件数であり、実態はこの何倍以上もあるのではと考えられている。

 

虐待を受けた児童は、人格形成における大切な時期に、精神に大きな傷を負うことがある。

この傷を必死に癒そうと尽力する里親の方などの努力もあるが、残念ながら改善されないケースも少なくない。

そうした傷を持つ児童達は、成長し、社会に出るまでの過程で、

自分を見つめ"自分とは"を考えること、夢や目標を持つことが難しいと聞く。

 

児童虐待については、黒川祥子さんが書かれた"誕生日を知らない女の子"という本を読むと

脳裏に強烈に刻まれるほどの繊細な描写で描かれているので、一度読んで見ることをお勧めする。

きっと、僕も知らなかった、あなたの知らない闇と立ち向かっていく姿がそこにはある。

 

 

 

また次に、貧困が周囲の環境による理不尽な不平等である、と考えている。

統計的に親の収入が高ければ高いほど、学力で優秀な成績を修めるという結果も話題にあがったが、

経済力というのは教育に少なからず影響をもたらすと考えられている。

(親御さんの考える力が強く、その結果経済力が高く、子供のことを考え良い教育を~ といった細かいことは置いておく)

(もちろん収入に関わらず優秀な成績を修める方もいらっしゃること)

 

先進国の中でとりわけ日本が注目(悪い意味で)されている点で、

"奨学金制度が万全ではない"ということが挙げられる。

経済的に弱く、満足のいく教育が受けられない、大学進学を諦める、そんな若者が多く存在している。

学ぶことによる可能性の広がりを知れず、学びを諦める若者も多い。

 

また大学進学を達成したとしても、

利子がある、返済が必要な奨学金は、

若者に"夢を追うこと" "自分の可能性と向かい合うこと"に恐れを感じさせ、

"返さなければいけない"という現実に強制的に焦点を当てさせる。

 

 

 

僕はまだまだ勉強不足だが、それでも20年生きてきた中でこんな二つのことを、

"理不尽な不平等"であると感じた。

きっと世の中にはもっとゴロゴロ転がっているんだろう。

 

自分に責任のない、周りの環境が半ば強制的に自分を虐げてくる、

これによって自分の可能性が失われる。

 

 

 

こうした"理不尽な不平等"を未然に防ぐことは難しい、そもそも理不尽だし。

しかしその後の展開を整備する、"スタートラインの整備"であれば可能なのではないか、

 

これが、今の僕が持つ、先を考えたときに持つ目標である。

 

抽象的ではあるが、こうなっていけば、こうしていけばいいのではないかと考えていることがいくつかある。

それはドミノ倒しの様なものだ。

 

 

 

民間企業として、無利子かつ返済スケジュールの緩い(もしくは返済不要)の奨学金制度を用意する。

またさらに、特別な条件を満たす者のみではなく、一定の条件はあるが希望する者全員に適用するものである。

 

スタートラインがぐちゃぐちゃなんだ、特別な条件を満たすための努力をすることすら非常に厳しい。

 

恐らく有意義に奨学金を利用しない、愚かな人もいることだろう。

しかし中には、1%なのか0.1%、はたまたそれ以下かもしれないが、

自分の才能を見つけ、社会に大きな価値をもたらし、お金を稼ぎ、それを税金として国に納める者がいるだろう。

 

やや誇大にはなるかもしれないが、万の凡人より、一の非凡の方が、社会に大きな価値をもたらす。

この一の非凡をより多く見つけ出すために、この奨学金制度を設置する。

 

 

 

民間から始まったこのシステムで国が豊かになる。

すると日本をモデルとして、他先進国の政府がこの奨学金システムを取り入れる。

金が巡り、新たな価値を提供できる人間を見つけ出し、さらにそこで生まれた金が巡る。

 

日本、先進国と起きたこのスパイラルは、やがて発展途上国へと進んでいき、世界中を包む。

 

するとそこには、"理不尽な不平等"を防ぐことは出来ないにしても、

スタートラインが整備されている世の中が、あるのではないかと思う。

 

民間企業から始まる小さな(大きな)エネルギーの動きが、

次第に金を、価値を生み、だんだんと大きなエネルギーに変わっていく。

まるでドミノ倒しのように大きな大きな動きになっていく。

 

 

 

そもそも僕は格差がなくなりますようにとか、そんな事は考えていない。

才能や努力、またはその両方によってできた差、格差なら無くなってはならないとも思う。

 

しかし、努力する、というより努力できる機会は平等であるべきだと思っている。

 

 

 

過去の記事でも書いたけど、僕はいま、大学に通いながら広告代理店で事業部の統括とプランナーをしている。

"なんでこれ流行ってるんだろう?" "この広告は何を誰に伝えたいんだろう"

そんなことを考えて正解を探すのが好きだった僕には最高の環境だ。

 

しかし、めっちゃ激務である。

毎日時間を切り詰めている。

 

集中するための一人暮らしもやたら金がかかるし、下水道代とかいう使ってる気もないお金を取られる。

 

給料で暮らすには到底きつい。

 

そんな僕に、母は仕送りを送ってくれている。

この仕送りが僕に余裕を与え、今しか経験できないこと、今経験するからより価値があること

に集中させてくれている。

 

お陰で僕は自分の好きなことに、全力で向き合うことができている。

これって本来の奨学金のありかたなんじゃないかなって思った。

 

 

 

追伸

 

知識も浅いぺーぺーなので、間違った情報や、何言ってんだこいつ要素

がふんだんに含まれている可能性があります。

ただ僕なりに一生懸命考えたりしてることなので、

正しい情報や、世界の動き、実践している企業や国など、ありましたら是非お聞かせ願いたいです。

 

また、人見知りなので余り話すのは得意ではありませんが、もしご興味を持っていただけたなら、

是非あなたとお話がしたいと思っています。

 

Twitterなどでもバンバン個人情報を漏らしているので、コンタクトいただけますと幸いです。

 

あと最後、読むといい本をお勧めして頂くことも非常に有難いです。

 

 

 

 

暑い夏、人生一度きりの二十歳の夏、皆さんも良い夏をお過ごし!